【霜月】
11月16日(水)、30日(水)に教生講義室でお稽古をいたしました。
茶道の世界の11月といえば、お釜が風炉から炉に替わり、新茶の封を切る月で、炉開きの茶会や茶事ではお道具もお目出度いものが使われ、茶人の正月ともいわれる特別な月なのだそうです。
「炉開き」の楽しみのひとつが、この時期に頂く「亥の子餅」です。「亥の子餅」は古来から、無病息災と子孫繁栄を願って食べられていたお菓子で、また「亥」は「水」の性質を持ち、「火」を防ぐとも考えられていたようです。
普段の慌ただしい生活を忘れ、ゆっくりとしずかに、季節を味わうひとときを過ごしてみませんか。
次回のお稽古は12月14日(水)です。