令和6年度 第1回学校保健委員会

6月17日(月)、多目的ホールにて第1回学校保健委員会が開催されました。

例年、第1回学校保健委員会には、学校保健委員が参加しております。
学校保健委員は校長先生を顧問、PTA会長を委員長に、PTA執行部、学校医•学校歯科医•学校薬剤師の皆さま、学校職員(教頭•主幹教諭•体育保健部の先生方)、研修委員長及び各クラス学級委員の研修委員で構成されています。

体育保健部長の木下先生の進行の元、校長先生•PTA会長に挨拶をいただきました。
最初に養護教諭の村上先生が今年度の定期健康診断(身長•体重•視力•歯科の4項目)について報告され、
視力と歯科の診断結果においての問題点を述べられました。
視力については視力1.0未満の児童が4割以上いることから生活の仕方による視力低下の防止を指導すること、歯科についてはむし歯は全国平均と比較しても少ないが歯肉の状態がよくない児童が多いことから歯磨きの励行を行うことなど、どちらも家庭との連携をはかりながら改善していけるよう指導していくとのことでした。

次に体力テストの傾向について、白石先生よりお話がありました。テスト結果から、本校児童は投力(ソフトボール投げ)と握力が県平均を下回っていることがわかりました。

登校後・昼休み・放課後の過ごし方に原因があると見られ、今後は休み時間の遊びからつなげていけるよう対策を考えていくとのことでした。

会の後半には、学校歯科医でいらっしゃる城南歯科医院院長の宮本格尚先生より、

「歯科から始まる健康づくり」の演題で講演していただきました。

よく噛むことがあごを強くしたり消化を助けるだけでなく若返りホルモンを分泌させること、あごの発達や唾液の分布のために食事の際に水分を摂らないようにすることなど、今まで考えていなかったようなこともお話しいただき、噛むことをより意識して生活していこうと思えるとても有意義な講演でした。