令和6年度 1年3組学級活動 「ART DAY」

令和6年7月6日(土)、附属小学校多目的室にて、児童・保護者・担任の先生の合計75 名参加のもと、『ART DAY』と題し、学級活動を行いました。
内容は、クラス T シャツ作成、クラス旗作成、クレヨンアート作成の3つです。

クラス T シャツ作成では、児童一人ひとりが描いた全員分の似顔絵を、みんなが大好きな校歌の一節「光あれ たたえよ母校(Let there be light. Praise your alma mater.)」とともにTシャツにデザインしました。


熊本市内のアパレルブランド Dargo代表の成松大輝様を講師にお迎えし、
「ア一卜に失敗はない! 自分だけの最高傑作を作ろう ! 」
「インクがかすれたり、にじんだりすることも味のひとつ」
「インクの調合は、水色にグリ一ンを混ぜたり、ピンクにパ一プルを混ぜると風合いが増す。違う色同士を組み合わせると色に深みが出ますよ」
と教えていただきました。そして、印刷方法にはシルクスクリ一ンを用い、児童自らが印刷を行いました。


自らが描いた似顔絵が T シャツにプリン卜されると、「わぁ一っ! 」と歓声が上がり、児童は目をキラキラさせながら取り組んでいました。

クラス旗作成では、大きな布に児童一人ひとりが手形を押し、全員で一つのクラス旗を完成させました。
子どもの手に直接インクを塗るため健康に害がなく、手洗いで落ちやすいインクを使用しました。
子どもたちは手に直接インクを塗ると普段は慣れない感触にはにかみながらも、その感触を楽しんでいました。
旗中央部分にマスキングを施し、着色後、担任の内田先生がそのテ一プをはがすと「にこわく 1- 3」の文字が浮かび上がりました。
内田先生が子どもたちを盛り上げながら進めていく様子から、普段の信頼関係を垣間見ることができ、保護者一同心温まる時間でした。

クレヨンア一卜作成では、使い慣れたクレヨンを削って熱で溶かし、驚くほど鮮やかな色を出すことができました。子どもたちは思い思いの下絵に色取り取りのクレヨンを散りばめ、それを保護者と一緒にアイロンで溶かし、夢中になって何枚も何枚も作品を作り上げました。


どのブ一スにおいても子どもたちの真っすぐな眼差しと 100 点満点の笑顔であふれていました。活動の最後に自分たちが作り上げたお揃いのクラスTシャツを着用し、参加者全員で記念撮影を行いました。
今回の活動では、子どもたち一人ひとりが自分だけのア一卜作品に挑戦し、全員が協力してクラスのシンボルとなる一つの作品を作り上げました。
活動の中で、インクを直接手に取りその感触に触れ、違う色同士が混ぜ合わさるとまた違う色に変化することや、クレヨンが熱で溶けると全く違う絵になることに驚きや興味を持ち、自分が描いた似顔絵が T シャツになるまでの工程を楽しむことができました。失敗を恐れず集中して取り組むことの大切さと、自分で物事を作り上げる楽しさを学び、クラスの絆、愛校心が深まるア一卜な一日となりました。

終わりに、今回の学級活動を開催するにあたり構想の段階から準備、当日運営まで多大なるご尽力をいただきました学級委員のお二方、講師としてお越しいただぎました Dargo代表の成松様、当日のお手伝いや写真撮影にご協力いただきました皆様、ご多忙の折ご参加いただきました保護者の皆様、担任の内田先生とー年3組児童の皆様、すベての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。