R6年度 九附連福岡大会 ご報告

~第74回総会・実践活動協議会~

 5月9日(金)・10日(土)に福岡県で九附連福岡大会が開催され、塩村校長先生、遠藤教育後援会会長、執行部で参加しました。

 九附連は全附P連(一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合)の地区会です。

 全附P連では全国に9つの地区会を設置しており、各地区会では国立大学附属学校間の連携を図り、多様で豊かな地域文化の信仰を図り、公教育を支えます。

 九附連は、毎年5月に九州内附属校が持ち回りで主管校となり開催されています。
5月の総会は旧年度で行われていますので、令和6年度の役員及び教職員も出席しました。

1日目 全体会(開会式)、実践活動協議会、講演会、情報交換会

 本年度は「NextStage共創5.0」をテーマとして、31校より総勢196名が一同に会しました。

 実践活動協議会では、鹿児島大学教育学部附属小学校と宮崎大学教育学部附属小学校の発表が行われました。

 講演会では、小児科医であり、あおばクリニック前院長、歌手MISIAさんの母としても知られる伊藤瑞子様が『「育児の共有」から新しい未来へ』の演題で登壇されました。ご自身の子育て経験を通じ、家庭と社会の連携の重要性、また過疎地医療の現状や課題について多角的なお話をいただきました。

 情報交換会では、各校の取り組みや悩みを率直に共有することができ、他校の視点や実践から多くの学びと刺激を得る貴重な機会となりました。オープニングアクトに精華女子高等学校吹奏楽部による演奏、アトラクションに「博多にわか一門」による博多仁和加(はかたにわか)の披露がありました。

2日目 分科会(PTA会長会、PTA副会長会)、総会

 分科会では、それぞれの役職に分かれて意見交換や協議を行いました。

 PTA会長会では、小学校と中学校合同で取り組んでいるPTA活動の事例紹介の中で、熊本の「四附属親睦交流会(毎年10月に開催)」の事例を紹介しました。

 PTA副会長会では、各校、PTA活動に参加する保護者が減少傾向にあることについて、意見交換を行いました。

 総会では、令和6年度の会務および決算の承認、さらに令和7年度の事業計画と予算の承認が行われ、次年度開催地・宮崎への正式な引継ぎも滞りなく実施されました。

 本大会は、多くの実りと感動をもたらす、有意義で充実した二日間となりました。