【茶道クラブ】 平成29年度4月の活動報告

風薫る爽やかな季節となりました。晴れの日は汗ばむような暑さとなりましたが、皆様お変わりございませんか。
今年度は、多目的ホールの都合により急遽活動中止という事がないように、そして、継続してお稽古をしたいと言う部員の皆さまの声にお応えし、第2・第4水曜日(12時~14時半)に必ずお稽古が行えるよう場所をくすの木会館に移して取り組んで参ります。
さて、桜の花が美しく咲きほこる中4月12日に稽古始めを行いました。
久しぶりの茶室で本格的にご教授いただけるとあり、嬉しくもありましたがほぼ始めてのお点前だったのでとても緊張いたしました。しかし、先生が丁寧にご指導くださるので心を落ち着かせて練習に励む事ができます。毎回新しい発見があるので茶道の文化は本当に奥が深いですね。
見学も随時受け付けておりますので、気軽に連絡ください!

 


お軸「梨花一枝春 (りかいっしはる)」

主菓子「紅梅の十万国」
干菓子「端午の節句 和三盆と坂田先生より上海土産の飴」

4月26日は本年度の活動計画や目標を共有いたしました。
今日は初心者の方がいらっしゃったので、割稽古(わりげいこ)(ひとつひとつの所作を取り出して身につけるもの)で帛紗(ふくさ)さばきを教えていただきました。
帛紗で棗(なつめ)や茶杓(ちゃしゃく)を清めることは、自分自身の心を清めることにもつながり、客人へのおもてなしの心の表れでもあるそうです。そういった事が自然と身につくのも茶道の魅力のひとつですね。

お軸「薫風(くんぷう)」

南から吹く快い風を薫風と称えたそうです。
今日にぴったりのお軸は坂田先生にお持ちよりいただきました。
菖蒲に似ているお花はイチハツ。小さなお花がシランです。お茶花は華道と違って控えめで香りの強いものは避けます。こちらは高木先生にお持ちよりいただきました。
お菓子の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、老舗和菓子屋の「きくもとや」より草餅を用意しました。

活動目標は、
「経験者は慣れ親しむ事からお点前が出来るように茶道(表千家)を学びます。初心者は茶の湯の文化に触れ、所作を身につけます」
としました。

年間計画は以下の通りです。
普段のお稽古ではお点前の練習・割稽古・お茶会の練習を行い、お茶会・炉開き・初釜・お菓子作り体験など充実したものとなっています。
早速ですが、6月14日には若鮎茶会を開催する運びとなりました。皆さまへは近日中に詳細のご案内をプリントにて差し上げます。

抱負は、
「割稽古を毎回行い、帛紗さばき・茶巾のたたみ方・茶せんとおしなど基本の構えを習得し、さまざまな所作の理解を深めて身につけます」
としました。

左手より部長岩元・高木先生・坂田先生・松尾さん・小杉さん(撮影 副部長の渡邉さん)。

温かいお茶と美味しいお菓子で、皆さんの入部を心よりお待ちしています。

  • 今後のお稽古…5/10,5/24,6/14(お茶会),6/28

和やかにお茶を楽しんでいます。
まずは見学からどうぞ!