6月26日(水)、多目的ホールにて第1回学校保健委員会が開催されました。例年、第1回学校保健委員会は、学校保健委員が参加しています。
活動計画として本年度は、「目の健康」をテーマとすることが角居先生より発表されました。
令和元年度定期健康診断の結果についての報告では、身長体重は、男子女子ともに県平均および全国平均をほぼ上回っているとの報告がありました。しかし歯科検診では、むし歯は全国平均と比較しても少ないものの歯肉の状態がよくない児童が多いとの結果でした。
また、本年度の活動テーマである視力測定では、視力1.0未満の児童が全国平均の1.5倍以上になっているとの結果で、家庭との連携をはかりながら生活の仕方による視力低下防止(学習中の姿勢や、長時間にわたる目の酷使)について指導が必要とのことでした。
平嶋先生からの体力テストの傾向についての発表では、昨年度に引き続き、筋力や投力の低下が見られ、今後、家庭や学校全体での取り組み(休み時間の遊び内容を工夫していく)などの解決策が挙げられました。
NTTドコモスマホ・ケータイ安全教室事務局 石﨑里見さまを講師にお迎えし、「子どもがスマホ・ケータイを安全に使用するために」の演題で講演していただきました。子どものスマホ・ケータイの所持に関しては、いつから持たせるのかという明確な時期が決まっていないからこそ保護者の対策、準備が必要となり「段階的」に使わせるために2つの対策
①フィルタリングの活用
②家庭でのルール作り
が有効とのこと。
使わせないという選択肢が難しくなってきた今、子どもの心と健康、目を守るために各ご家庭で使用方法について話し合う必要があるのではないでしょうか?
第2回学校保健委員会は11月に開催予定です。全保護者にご案内します。
「目の健康」を一緒に考えましょう。