寒い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、昨年の11月から12月にかけてのお稽古をご報告いたします。
茶道では、冬になるとお点前が冬のお点前に変わります。
はい、折角覚えかけていた「夏の風炉お点前」が「冬の炉のお点前」に変わります。
物の置き方や手順が、お茶が冷めないように、暖かくなるように変わっていくんですね。
当然昨年初めにしていたお点前の手順を覚えているはずもなく・・・・・
また一からの覚え直しになります。
ここで「え〜!!」と思うか、「人生長いんだから、今年もゆっくりやろう」
と思うか、なのですが、お茶の先生には90歳を超える方も多くおられるそうなので、
嬉しいことにアラフォーでもまだまだヒヨッコですね♫
ということで、ゆっくり覚えることにしましょう。
11月12日 炉開(ろびらき)
炉開はお茶のお正月と言われるくらいおめでたいお祝いです。
今年の炉開は昨年の失敗を生かしまして
釜据(かますえ)を新調しました。
そして、これは炉です。
炉縁がないのは、大学の茶道部学生さんが間違えて何処かに片付けちゃったから・・・・・
共用施設では持ち物が混ざらないようにきちんと把握することも必要ですね。
見つからなかったので、今回は炉縁は無しです。
これもご愛嬌!
お菓子は亥の子餅です。
(旧暦10月)亥の月の、亥の日の、亥の時刻に
無病息災、家内安全、猪の子供のように元気に家族が過ごせますように、という願いを込めて
食べるのだそうです。イノシシの形と黒ごまで模様がついています。
11月16日のお稽古
炉開も終わりましたので、冬のお点前のお稽古。
今回のお花は西王母、照り葉はろうばいです。
寿老人の花入、大活躍です。
お菓子は和三盆が甘春堂の「京の秋」
お饅頭が「月下の熊本城」です。
和三盆の色が鮮やかで綺麗ですね♪